ぼくらがケモノガタリをつくった理由

はじめまして、プロジェクトマネージャーのSです。サイト上にて、特別コラムの枠を設けてもらいました。不定期で始めたいと思います。スペシャルコラム初投稿となる今回はケモノガタリをつくった理由や今後の展開予定をご紹介させてください。

▼ケモノガタリをつくった理由

ケモノガタリを見たほとんどの人が「なんでケモノ?」「なんで今、哲学?」と思われたに違いありません。普通びっくりしますよね…?

ケモノガタリをつくった一番の理由は、これまでになかったアプローチで若年の方が哲学的な思考にふれる機会をもっと増やし、関連する古典書籍を手にとってもらうためです。

スマホを持つのが当たり前になった今、周囲にはエンターテイメントに満ちています。しかし、一方で人生の根底部分に疑問を投げかける、骨太のコンテンツに触れる機会は減っているのではないでしょうか。

もちろんエンターテイメントが不要になったわけでは決してありません。ヒットコンテンツにも哲学的要素が含有されているものも多くあります。しかし、見るだけで、自分の頭で真剣に考え、自分の人生と向き合ってはいるでしょうか。

今の時代から考えれば、読書という行為は、時間もかかり、体力もいるものです。古典など難しい本であればなおさらです。しかし、だからこそ素晴らしい体験価値があることを知っている人が減っていることは、悲しいことです。

しかし待っていても、読む人は増えません。そこで古典や哲学にエンターテイメントを見出そうとしました。それが「ケモノガタリ」のプロジェクトなんです。

ケモノガタリは、どう見ても動物にしか見えない3人の大学生とナゾの男性とのユニークな交流(トレンド性のある展開)を通して、「なぜ生きるか」という哲学的な思考が深まっていく流れを構成しています。

そして、そのヒントが記されてる日本の古典、具体的には歎異抄や平家物語などを紹介し、古典の読書機会を創れればと考えています。

素晴らしい体験価値となるよう、10本の動画に加えて、LINEでも情報をお届けしています。 本を何冊も読んだような体験をお届けできれば幸いです。(LINE会員データは当プロジェクトのマーケティングおよびリサーチ活動のみに使用されます。その他の目的に転用されることは一切ありません。)

2021年以降には現在公開しているウェブ動画の反響次第では、1万年堂出版さんと共同でさまざまなコンテンツビジネス(ムック、書籍、グッズ、イベント、有料動画配信など)を展開していければと考えています!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからもケモノガタリをよろしくお願いします!